東日本プラスチック健康保険組合

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[2022/05/24] 
禁煙にチャレンジしてみませんか?


 
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5月31日は「世界禁煙デー」です。
世界禁煙デーはWHO(世界保健機関)が制定した禁煙を推進するための記念日です。日本では世界禁煙デーから始まる1週間(5月31日~6月6日)を禁煙週間と定め、さまざまな禁煙及び受動喫煙防止の普及啓発が行われます。

喫煙は、肺がんなど多くのがん、心筋梗塞や脳卒中、呼吸器の病気など、様々な病気の原因となります。喫煙男性は、非喫煙者に比べて肺がんによる死亡率が約4.5倍高くなっているほか、それ以外の多くのがんについても、喫煙による危険性が増大することが報告されています。

また、メタボリック・シンドロームと糖尿病に喫煙が加わると、より一層動脈硬化は進み、心筋梗塞や脳卒中など重大な病気になる危険がさらに高まります。

喫煙の害は、喫煙者だけでなく、その煙を不本意ながら吸わされている周囲の人々にも及びます。
たばこの煙には約200種類の有害物質や約70種類の発がん物質が含まれますが、たばこから立ち昇る煙(副流煙)は、喫煙者が吸っている煙(主流煙)よりも有害物質濃度が高くなります。この副流煙を自分の意志にかかわらず吸わされてしまうことを「受動喫煙」といいます。
WHOによる推計では、喫煙による年間死亡者数は世界で600万人、その1割にあたる60万人が受動喫煙の影響とされています。
日本でも受動喫煙が原因で年間1万5千人が死亡という推計を、平成28年5月に厚生労働省研究班が発表しています。

 

●禁煙したい方へ
たばこに含まれる「ニコチン」には依存性があり、禁煙したいと思ってもなかなか成功しない原因の一つとなっています。
ニコチンガム、ニコチンパッチ、飲み薬等の禁煙補助薬を使うと禁煙しやすくなります。一定の基準を満たした医療機関での治療には健康保険が適用されます。また、薬局・薬店で買える薬もあります。
医師や専門家に相談しながら、禁煙にチャレンジしてみませんか。

 

●とうきょう健康ステーション
 生活習慣の改善「喫煙」に詳しい情報が掲載されています。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kensui/
●禁煙治療に健康保険が使える医療機関のリスト
http://www.nosmoke55.jp/nicotine/clinic.html

 

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